FIREを目指してコツコツと資産形成を進めています。嫌な会社員生活にしばらくの間耐えて耐えて、その先にある理想の生活を目指すのは想像以上に苦痛を伴うものです。それでも資産形成を続けられるのは、ひとえに自分の性格が向いているからかなぁとふと思ったので整理してみます。
今楽をするか、後で楽をするか
人生楽あれば苦あり
ということわざがあります。意味としては「楽しいことがあった後には、苦しいことがあり、楽しいことは長続きしない」といった意味です。また、これの逆の
人生苦あれば楽あり
ということわざもあります。逆の意味を持っていて「苦しいことがあった後には、楽しいことがある。苦しいことは長続きしない」です。
物事を進める時に苦しいことを後回しにしておくか、先に片付けておくかを選ぶことができるとき、どちらを選びますか。これは性格が出ると思います。
私は後者です。めんどくさいことは先に片付けておいて余裕を持っておこうと考えがちです。実はこんな性格だからこそ、FIREに向けた資産形成が継続できているのかもしれません。資産形成中はまさに苦しいことの連続です。目標金額に到達できるのがいつになるのかわからないし、その間波風立てないように社会人を装わないといけないし、病気や怪我にも気をつけなければいけません。そんな生活に何年も耐えないと、経済的自立を達成することはできません。
もし、私が我慢することが苦手な性格であったら途中で挫折してしまうのは目に見えます。FIREを諦めて、快適な労働環境を求めて転職活動を始めていたかもしれません。まぁ、そのような人生でも良かったのかもしれませんが、今は経済的自立を成し遂げた上でのリタイア生活を過ごしてみたいと切に願っています。
おわりに
小さい頃から我慢することが得意でした。忍耐を続けた後に必ずやりたかったことが訪れたので、忍耐を続けることには意味があるということを経験していたことが、今の資産形成生活に活きているのだと思います。幸運なことです。