30代FIREを目指すポートフォリオ

selective focus photography of black ceramic tea mug and plate on brown wooden table during daytime 資産形成

30代FIREを目指して資産形成を全力疾走しているわけですが、そのポートフォリオを紹介したいと思います。普段の生活にお金があまり必要でないため、かなりリスクを取っています。

アセットアロケーション

ポートフォリオの前に現在のアセットアロケーションを紹介します。

2024/11/15現在のアセットアロケーション

資産内訳は上から順番に

  • 投資信託 71%
  • 現金(無リスク資産) 12%
  • 株式 11%
  • iDeCo 5%

といった具合です。これは何を意識している配分なのかというと、

生活防衛資金以外の余力は全て投資信託に注ぎ込む

に振り切った結果となります。

私の場合、生活防衛資金は資産全体の割合でなく120万円という固定の金額で設定しています。現在460万円ほどの現金があり、アセットアロケーションの方針からずれてるように見えるかもしれません。生活防衛資金を上回る現金を抱えているのは2025年の新NISA枠に年初一括で360万円を投入するためです。つまり、年が開けた瞬間に現金割合はガクンと下がり、リスク資産である投資信託の割合がその分上がることになります。

一括投資派である話はこちらでも振れたことがあります。

株式資産を抱えている理由については以下のポートフォリオの項目で説明できればと思います。

ポートフォリオ

それでは、具体的に各口座の中身を紹介しようと思います。

特定口座

特定口座で持っているのは、以下の2つのみです。

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • SPYD

S&P500は言わずもがな、私が資産形成のコアにしているインデックスファンドで、今後もリスク資産を増やすときは必ずこれを買うことにしています。資産形成期の割と始めの方で買い増し続けていたため、今では評価損益+90%まで膨らんでくれています。ここ最近の調子が良すぎるので、こんな上り調子が長続きしないぞと自分に言い聞かせています。

SPYDは米国株式の高配当ETFで、これがアセットアロケーションで「株式」に分類されているものの正体になります。実はこれは資産形成開始時に、投資のことを知ろうとして少額で買っていた最初のリスク資産になります。3~5株くらいずつコツコツ買い増し続けて、投資とはどんなものか、配当を受け取るとはどんな気分になるのかといった、投資の流れを勉強することができ、良い買い物をしたと今でも思っています。3ヶ月毎に配当金を受け取っていますが、これは全てそのままSPYDの買い増しに使って再投資しています。

旧NISA (つみたてNISA)

旧NISAはつみたてNISAを選択し、2020年から開始しました。毎年40万円をほぼ使い切り、投資元本としては160万円あります。持っているファンドは2種類あり、

  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

です。つみたてNISAはバランス型のファンドを買い始めることから始めました。そしてある時点から購入するファンドをS&P500に切り替えています。

新NISA

Screenshot

新NISAは全てeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)一色です。今後もこれを買い増します。成長投資枠は年初一括、つみたて投資枠は毎月10万円ずつの積立としています。今年は12月分の10万円枠を残すのみとなっています。本当はつみたて投資枠も年初一括をやりたかったのですが、現金が足りなかったため毎月積立にしています。

iDeCo

iDeCo開始時点では

  • たわらノーロード 先進国株式
  • たわらノーロード 先進国債権
  • たわらノーロード 国内債権
  • 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

の4つを買っていました。わかりやすく「国内/国外」「株式/債権」の4象限をカバーするようにして分散を意識したものになります。iDeCoも楽天証券でやっているため、その中で購入できるファンドのうち、ノーロードで信託報酬料が最も安いファンドを選んだつもりです。旧NISAの方で、購入するファンドを8資産バランスファンドからS&P500に切り替えたタイミングで、iDeCoで購入する商品も米国株式に寄せました。今では

  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド

のみを買い増しています。

ポートフォリオ全体

投資信託・株式のポートフォリオ
iDeCoの成績

以上をまとめると、上記の通りで評価損益は+1450万円程度となっています。手持ちの現金をほとんど残さず、インデックスファンドに注ぎ込むというリスク選好と、直近の相場が偶然にもうまく噛み合ってくれている印象です。いつ長期の下落相場が始まってもおかしくないため、本当に調子に乗ったりしないことを重視しています。

調子にのりかけると他の投資商品に浮気を考えてしまうので危険です。詳細はこちらをどうぞ。

おわりに

2024年も前年に続いて好調な相場となっています。日本と米国で国のトップを選ぶ選挙が起きる年でどんな波乱があるのだろうかと思いましたが、大事ない感じでした。

ポートフォリオはひたすらリスクを取っていくスタイルなので好みは分かれるかと思いますが、何か参考にしてもらえればと思います。

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