米国にも休みはある。米国市場が休場になる日

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平日はiSPEEDアプリを開いて、S&P500インデックスの動きをちょこちょこ眺めて遊んでいるのですが、本日11/29は平日なのにインデックスが動いていませんでした。あれ、おかしいな?と思って調べたら米国市場がお休みをしていたことを知り納得しました。他に米国市場がお休みになる日ってどれくらいあるんだろうと気になって調べたので整理してみたいと思います。

米国市場の(半)休場日一覧

米国市場の休場日は土日を除くと年間13日設定されているようです。また、中には半休場という日で、取引時間を短縮するだけの日もあるようです。

元日

元日はさしものアメリカもお休みムードになるようです。市場も休場となります。

キング牧師記念日 (1月の第3月曜日)

キング牧師の誕生日のあたりに合わせて制定されているアメリカ国民の祝日があるようです。個人的には歴史の授業で聞いたことがある偉人の1人という印象なのですが、祝日に制定されるほどの影響力があった人物なのだということが感じられますね。この日は休場となります。

ワシントン誕生日 (2月の第3月曜日)

ワシントン誕生日、あるいはプレジデント・デーとも呼ばれているようです。アメリカの初代大統領ワシントンの誕生日2月22日あたりに制定される祝日です。大統領誕生の記念すべき日は確かに祝日になっていてもおかしくない感覚がありますね。この日は休場となります。

聖金曜日 (春分の日の後に来る最初の満月の日の次に最初に来る日曜日の2日前)

めちゃくちゃ長い条件でビックリしますね。複雑ですが上記の日が休場の日となります。年によってこの休日となる日は大きく変わる移動祝日で、日本にはないスタイルの祝日です。例えば去年(2023年)は4/7が聖金曜日であったのですが、今年は3/29が該当するようでした。キリストの復活日にまつわる祝日のようで、教徒が多いアメリカっぽい祝日だなぁと感じます。

戦没将兵追悼記念日 (5月最終月曜日)

兵役中に亡くなった兵士を追悼するために制定された祝日のようです。この日は休場になります。

ジューンティーンス (6/19)

June (6月) + Nineteenth (19日)をくっつけた混成語とのこと。別名として、自由の日、歓喜の日、解放の日があり、アメリカで奴隷階級であった人々が解放された日を祝うものとして設定されているそうです。この日は休場になります。

独立記念日前日 (7/3)

独立記念日にあたる7/4の前日は半休場の日となるようです。

独立記念日 (7/4)

いわゆるインデペンデンスデイ、アメリカが独立した日です。この日は休場となります。アメリカではこの独立記念日あたり1週間がまるまる祝日モードになるようです。日本でいう年末年始休暇のような感じなのでしょうか。アメリカでは独立記念日の他にも、ある記念日を起点として前後1週間程度祝日モードになるものが複数あるようです、いいなぁ。

レイバー・デー (9月第1月曜日)

労働者(Labor)の日とも。この日は休場になります。基本的にパレードを行い、労働者とその家族の祝祭を祝うという主旨のようです。

感謝祭 (11月第4木曜日)

親族や友人と集まり、豪華な夕食を楽しむ、なんとも楽しそうな祝日のようです。この日は休場となります。

感謝祭翌日

文字のとおり、感謝祭の翌日の金曜日はまだ祝日モードが残っており、市場は半休場となるようです。

クリスマス前日 (12/24)

これは日本でも馴染み深いクリスマス・イヴの日ですね。キリストの聖誕祭の前日にあたるこの日は半休場になるようです。

クリスマス (12/25)

イエス・キリストの誕生を記念するイベントです、もはや説明は不要でしょう。この日は休場となります。

おわりに

米国の株式市場のお休みの日を調べていくと、アメリカの祝日のことを色々知れて勉強になりました。祝日に制定されている日も、アメリカにおいて重要な転換があった日が多く、歴史の復習をしたくなりましたね。

ということで、本日S&P500インデックスが動かなかったのは、アメリカで感謝祭にあたる日だったからというのが答えでした。

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