経済系のニュースや記事を適当に読んでいると、タカ派とハト派というキーワードが出てきます。どっちの鳥をお家で飼いたいかという話でないことはわかりますが、どういう意味なのかは知りませんでした。頻出ワードなので意味を調べておこうと思いました。
鳥のイメージがそのまま用語になった
タカは目つきの鋭い鳥です。そのイメージから、獰猛、怖そうという感じがしますね。一方、ハトはタカとは対極的なイメージが沸きます。あんまりガツガツしてなさそうだし、平和の象徴にも使われているために温厚そうな印象があります。
タカ派とハト派は、政治用語でもあり、金融用語でもあります。政治政策や金融政策を考えるときに、どんな方向性の政策を考えているのかによって、その人はタカ派やハト派などと呼ばれます。
タカ派 (Hawks)
政治文脈であれば、強硬的な政策を支持する人。金融文脈であれば、財政緊縮支持や景気安定よりも物価安定を重視する人を指すようです。
ハト派 (Doves)
政治文脈であれば、平和的に問題を解決しようとする人。金融文脈であれば、景気安定のために金融緩和的な政策を支持する人を指すようです。
資産形成に活かせる?
政治のキーマンや、日銀の関係者がタカ派とハト派のどちらで呼ばれているのかで、もしかしたら直近どのような政策が実行されるのか、されようとしているのかを予測することはできるかもしれません。とはいえ、長期インデックスファンド運用を基本方針としているならば、別に予測が得られたところでやることは変わりません。
おわりに
用語の意味がわかるとニュースや記事が読みやすくなり、ちょっとできることが増えた感を感じて嬉しくなります。それだけでもいいですよね。