私が実践した固定費削減シリーズの第3弾は保険について整理してみたいと思います。資産形成をする上で、継続をやめたものや、継続しているものについてその理由も書いてみます。
資産形成をする上で解約した保険
解約した保険① 全国共済
全国共済は私が加入を決めた保険ではなく、学生時代の頃くらいから親の勧めで加入していた保険になります。ちょっとした怪我や入院で色々手当が降りるようなのですが、1度も保険金を受け取った覚えがありません。学生時代から社会人まで継続して加入し続けており、資産形成について真面目に考え始めたときに不要と判断して解約をしました。費用は月々2,000円、また年に1回余った保険金が返戻金という形で分配され、6,000~8,000円程度が返ってくるようなスタイルでした。
不要と判断した理由としては、保険の内容について詳しくなかったからです。いつどんな時に保険金がもらえるのか、詳しい条件を調べる気も起きなかったのでバッサリと解約することにしました。また、万が一病気や入院となり、高額な費用が発生してしまった場合は、国民健康保険あるいは健康保険についている高額療養費制度を利用して月々の支払い上限を固定することができます。上限を超えた分は申請をすることで還付されるため、毎年24,000円も支払い続けるのは勿体無いと判断しました。
解約した保険② 火災保険
これは今現在住んでいる所に引っ越す前の賃貸物件を契約した時に自動でついてきたものです。年間で30,000円くらいするべらぼうに高い保険だったので、まんまとぼったくられていたようです。賃貸物件で自動でくっついてくる保険は基本割高なので、気合いのある人は保険を任意のものに切り替えられないか交渉してみるのもアリではないでしょうか。火災と名はついていますが、家の中のものが壊れた場合や、洗濯機がぶっ壊れて漏水したときなどが補償対象になるようです。地震は別途特約を結ばないと対象にはならないですけどね。
不要と判断したというよりは、引っ越したことで自動で解約になったという感じです。そして新しく越してきた住居では火災保険は自由に選べるスタイルであるのですが、今のところ火災保険に加入すること自体を保留しています。あまり物が壊れるといった経験がありません。社会人生活中で何かが壊れて困った場面に遭遇したことがなく、火災保険の必要性がいまいち掴めていないのが正直なところです。ものすごい高級品なんかも特にないので、壊れたら買い直すか修理に出せばいいのではと割り切っています。
解約した保険③ ZuttoRide
ZuttoRideは二輪車の盗難保険やロードサービスをつけられる保険です。年間あたり30,000円弱の保険料がかかっていました。
二輪車の任意保険には基本的に盗難保険がついていません。二輪車自体盗難リスクが高く、普通の任意保険では補償対象にしてくれていないのが現状です。任意保険にプラスして、盗難保険をつけることができるのがZuttoRideの良いところです。
不要と判断した理由は、盗難リスクに対して年間30,000円弱のコストは高すぎないかという気持ちが純粋に芽生えたからです。仮に10年間盗難に遭わなかった場合、保険料だけで30万円近くになるため、中古の新しい二輪車が買えてしまうような金額になるなと思いました。さらに、ロードサービスなどは任意保険にも付帯しているため、サービス内容が重複していたことも勿体無いと感じた点になります。
ちなみに1度、単独事故を起こしてZuttoRideのレッカーサービスのお世話になったのですが、その時の対応は非常に丁寧で、とても好印象でした。
資産形成する上で継続している保険
継続している保険① 自賠責保険
二輪車を所有しているため、加入が義務付けられている保険です。解約どうこうの話ではありません。
保険料を支払う時になるべくたくさんまとめ払いするとコストを抑えることができます。私はあと何年二輪車に乗るかは分かりませんが、5年分一括払いをすることで少しでも年間コストを抑えるようにしています。
継続している保険② 二輪車の任意保険
こちらは義務づけられているものではありませんが、公道に身を乗り出す機会がある人にとっては暗黙のうちに加入必須のものです。故に解約どうこうの話はできません。
補償内容は、対人対物を無制限にしておき、あとは必要そうなものをオプションでつけたり、外したりして、過不足ない内容で契約しています。また、無事故無違反を貫くと等級が上がるため、翌年の保険料を少しずつ安くすることができます。二輪車の事故は一発で天国チャンスなので、自分のためにも保険料のためにも安全第一で楽しんでいます。現在では年間だいたい33,000円程度の保険料となっています。
おわりに
加入を続けている保険は車関係のものだけで、しかも加入が義務になっているものとなっています。本当に自分に必要なものだけと考えたらこのような結果になりました。これ以上削りようがない状態ということですね。
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